3つを比較してみる

許可通知書 新規の許可、更新、追加などで交付されます。通知書自体に能力はありませんが、取引先がコピーの提出を求めてくる可能性があります。
許可票 許可票は事務所、現場で許可業者であることを簡単に確認できるようにするものです。掲示義務があります。
許可証明書 証明書は最新の許可状況を反映したもので、公的な取引などで求められることがあります。通知書と比べれば卒業証明書のようなものです。

 

許可通知書

許可通知書は、新規の許可、更新、業種追加、一般と特定、取得日によって複数交付されることがあります。
また許可通知書には、許可番号、許可業種、許可取得日、有効期限、代表者名、事業者名が記載されています。
再発行はされないので大切に保管しましょう。
元請けや取引先にコピーの提出を求められることもあるようです。

許可票

許可票は、建設業許可を受けたら事業所、工事現場に掲示しなければなりません。
主に本社や営業所などに金看板の許可票が掲示されていると思います。
誰が見ても見やすい場所に掲示しなければならず、設置を怠っていた場合、罰金が科される可能性があります。
また、許可票には規定以上のサイズが決まっており、更新の際は新たに作る必要があります。
材質は決められていないものの、営業所には金属製の看板など、現場では雨風に晒され、各現場ごとに必要なためアクリル製の安価な看板が一般的です。

許可票に必要な情報

(1)一般建設業または特定建設業の別
(2)許可年月日
(3)許可番号及び許可を受けた建設業
(4)商号または名称
(5)代表者の氏名
(6)主任技術者または監理技術者の氏名(現場のみ必要)

この6つが記載されている必要があり、変更や更新した場合は書き換えなければなりません。

許可証明書

許可証明書は、最新の建設業許可の情報を知りたいときに利用されます。
取引先や公共事業の入札などに要求される可能性があります。
許可証明書の有効期限はありませんので、最新の情報が欲しい場合は取引先に期限を求めるとよいでしょう。

まとめ


建設業許可通知書、証明書、許可票と名前の似ている3つですが整理できたでしょうか?
最後により簡単にまとめます

通知書:最初にもらえる紙が通知書
証明書:必要に応じて行政から取得するのが証明書
許可票:事務所や現場に飾るのが許可票

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